糖鎖モデル
概要

立命館大学糖鎖工学研究センターは平成17年4月に創設されました。本センターで推進する糖鎖科学はライフサイエンスのなかの新しい領域ですので、少し説明いたします。皆さんは自分の血液型をご存じですね。そうですA型、B型、AB型、O(H) 型のどれか一つです。この血液型は赤血球表面の化学的性質の違いにより決められています。何が違うのでしょうか。核酸でしょうか、タンパク質でしょうか。そうではありません、実は、糖鎖が違うのです。このように、糖鎖は細胞の表面を覆っており、細胞の顔として、細胞を見分ける際の目印となっている重要な生体成分です。人体を構成する細胞の数は数十兆程度といわれていますが、これらの細胞が互いに協調的に働くことにより、健康で活動的な日々の生活を送ることができるのです。また、ヒトは日々、細菌やウイルスによる感染の危険にさらされていますが、病原微生物の感染は、多くの場合、ヒトの細胞表面の糖鎖を目印にして起こることが知られています。本研究センターでは、これら糖鎖の働き、特に、免疫系や癌における糖鎖の役割を明らかにし、さらに、その作用を調節する方法を開発することにより社会に貢献する研究を進めたいと考えています。

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