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糖鎖工学研究センター第4回特別セミナー 開催

 

平成21年3月10日(火)立命館グローバル・イノベーション研究機構研究プログラム『糖鎖工学による再生医学新領域の開拓』との共催で第4回特別セミナー「再生・発生における糖鎖の役割」を開催しました。

 

殿山 泰弘博士(京都大学大学院医学研究科)

演題 "モルフォリノアンチセンスオリゴヌクレオチドを用いたメダカ発生過程に関わる糖鎖機能解析"

 

古江-楠田 美保博士(独立行政法人医薬基盤研究所生物資源研究部)

演題"ヒトES,iPS細胞の無血清培養法"

 

殿山博士は自身の学位論文を中心に、糖鎖の異常はメダカ頭部の形成異常、体節の分節化異常などを引き起こす興味ある新知見を紹介してくださいました。古江-楠田博士は、再生医療や医薬品開発において大きな役割を果たすことが期待されているヒトES細胞やiPS細胞の細胞培養・供給のエキスパートとして国内外の最前線の実情を紹介してくださいました。学内のライフサイエンス系の教員、院生、学生、学外研究者など、予想を遥かに超える多数(約50名)の聴衆の参加を得ることができ、本学における本領域の発展を予見させる熱気につつまれたシンポジウムとなりました。