平成21年7月6日(月)West Bengal University of Technology (India)よりBishnu P. Chatterjee教授をお招きして、第6回特別セミナーを開催しました。 演題 "Diagnostic accuracy of serum glycoprotein levels and fucosylation for the differential diagnosis of liver diseases"
Bishnu Pada Chatterjee 教授は現在、ウエストベンガル工科大学の名誉教授として、インド糖鎖バイオテクノロジーの第1線で活発に活躍しておられます。博士は長年にわたる、植物レクチンの単離や構造決定、糖鎖特異性の研究において世界的な貢献をされていますが、最近では、蓄積された幅広い知識をもとに、植物レクチンを病気の診断や免疫治療に役立てる研究を推進しておられます。また、2003-2006年にかけてインド科学会議連合の事務局長を務めるなど、インド科学会の重鎮としても活躍しておられます。今回は、肝臓障害に伴う血清マーカー糖タンパク質の血中濃度や糖鎖パターンの変化についでの興味深い研究成果を発表してくださいました。
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